採掘

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採掘は鉱石を採取するためのゲームメカニクスで、鉱石は鋳造鍛冶で高度なツールと武器をクラフトするなどの様々な用途に使われます。鉱物を集めて金属に加工することも、そのまま宝石としてとっておくこともできます。

必要な素材

採掘を始めるには2種類の特別な道具、ツルハシ試掘ツルハシが必要です。鉱石を入れられる10スロットの採掘バッグも選択肢として挙げられます。ツルハシは実際に石や鉱石を採取するために必要ですが、試掘用ツルハシは石や鉱石を見つけるために使用するもので、それだけでは鉱石を採取することはできません。

採掘より前の金属の鉱石を入手する

ここに難問があります。採掘に必要な道具は金属鋳造して作らなければなりませんが、金属の道具を作るために必要な材料は、金属の道具を使わなければ採取できないのです! 採掘せずにツルハシを作れるだけの製錬できる鉱石の塊(卑金属5ユニット分)を集めるには、2つの方法があります。

採集

ワールドの地表に出現する鉱石を含んだ小さな石は、ゲーム序盤における金属の塊の良い供給源です。地表の鉱床を回収するには、素手や何らかのアイテムで小石を破壊し、製錬できる鉱石の塊に変えます。この地表の小さな鉱床は、地下の大きな鉱脈を指し示しています。後で採掘するために、マップにウェイポイントを記録しておきましょう。鉱石の塊は遺跡収集品の容器に入っていることもあります。

パンニング

銅の塊はパンニングでも入手することができます。詳しくはパンニングのガイドをご覧ください。

採掘で金属鉱石を入手する

実際の採掘作業については、詳しい説明は必要ありません。ツルハシブロックを壊すと、岩や小石、石の塊に含まれる鉱石などがドロップします。採掘で難しいのは、採掘する鉱石を見つけることです。バージョン1.9では、特定の鉱石は特定のの中にしかスポーンしません。ある種類のにどのような鉱石が出現するかは、ブロックに対してShift + Hを押すと開かれるハンドブックに記載されています。天然の鉱床や鉱石の生成については、鉱石の鉱床のページをご覧ください。

Pickaxe-iron.png Protip:
鉱床は「ディスク状」になっているため、縦型シャフトでの採掘が効果的です。特定の鉱石がどの高さでスポーンするかは、上記リンク先の「鉱石の鉱床」ページで確認できます。


場所を選ぶ

採掘する場所を選ぶには、「探索」と「試掘」という2つの方法があります。この2つは互いに相反するものではなく、組み合わせると非常に効果的です。目的の鉱石がある地域を試掘によって探し、そのエリア内の洞窟を探索すれば、露出した鉱石を見つけて採掘することができるでしょう。

探索(ランダムな手法)

クラフトに使う岩(チョーク、石灰岩)や、ツールや武器、金属アイテムの材料となる鉱石が発生することがわかっている岩がある地域を、マップ上で探索してみましょう。鉱石は入り口が地表に出ている洞窟を探索することで見つかることもあります。洞窟を探検する際には、シャフトを登ったり降りたりするためのはしごや、洞窟内を照らしたり出口を示すための松明をたくさん持っていくとよいでしょう。どの洞窟にも「冒険」の可能性があるので、大きな危険と大きな報酬に直面する準備をしておきましょう。

洞窟探検の報酬

洞窟探検の利点は、鉱石が存在しないとしても地下の遺跡を発見できる可能性があることであり、そこには他の方法では手に入らない宝物や素材が眠っていることでしょう。洞窟の中にはスタティック・トランスロケーターも存在します。この機械を使えば、ワールドの未開の地に移動することが可能です。

洞窟の危険

  • ローカストは洞窟にスポーンする危険な生き物です。
  • ドリフターは地表で出会うものよりも手強くなっています。
  • 洞窟では落下穴が数十ブロックから数百ブロックに渡って伸びていることがあり、このような洞窟の穴に落ちたプレイヤーに生存の可能性はないでしょう。
  • 地下深くには溶岩が存在し、直接出くわせばプレイヤーも装備も燃えてしまいます!

試掘(計画的な方法)

地表の小さな鉱床で示された場所を採掘するのは鉱石を見つける良い方法ですが、すべての鉱石が地表の石の中にスポーンするわけではありません。より深くにある鉱石を見つけるには、試掘ツルハシを使います。試掘は、そのエリアで採掘することを決める前に地表で行うことができ、チャンク内に存在する鉱石をもとに、どのエリアが採掘する価値があるかを判断するのに役立ちます。

密度探査モード

試掘ツルハシの一つ目のモードである密度探査モードは、最初から有効になっています。これは見込みベースの広範囲探査システムで、具体的には探査されたチャンク(32x32ブロック、ただし地表からマントルまでの範囲)に特定の鉱石が存在する見込みを示します。

試掘の手順

試掘するためには「近接」している3つのブロックを壊して、そのエリアの鉱石を「サンプリング」する必要があります。試掘ツルハシはブロックにしか使用できません。これらのブロックは最低でも3ブロック、最高で16ブロック離れていなければなりません(サンプリングするブロックのが)。正方形の中に3つのブロックを配置することも、最初のサンプルから最後のサンプルが8ブロック離れているような直線に配置することも可能である。3つ目の有効なサンプルブロックを壊すと、3つのブロックのうち最初のブロックがあったチャンクに基づいて、チャットウィンドウにすべての鉱石の密度が表示されます。

  • 「近すぎる場所を」試掘した場合:先にサンプリングしたブロックに近すぎるブロックを破壊した場合、ゲームダイアログ(チャットウィンドウに表示される)が同じサンプル数の要求を繰り返します。しかしながら、ゲームはこの無効なサンプルを登録してしまい、試掘のカウントはその「無効な」サンプルの次から始まります。新しいサンプルを取るには、試掘の合計回数にはカウントされませんが、少なくとも3個のブロックを試掘しなければなりません。
  • 「遠すぎる場所を」試掘した場合:試掘したブロックが最初のサンプルから遠すぎた(16ブロックを超える)場合、ゲームダイアログ(チャットウィンドウに表示される)に「このサンプルは遠すぎて、以前に採取したサンプルと併用できません」というメッセージが表示されます。そしてこの最後のブロックが最初のサンプルに変わります。そのため遠すぎるブロックを試掘した場合、サンプリングを最初からやり直さなければなりません。

試掘の結果

試掘の結果の情報を解釈するには、このツールが鉱石の実際の存在を検知するものではなく鉱石が存在する可能性を検知するものであることを理解する必要があります。このゲームでは、チャンクが生成されるときにランダムに生成される鉱石密度マップが使用されます。これにより鉱石の出現確率が決定されます。プレイヤーがチャンクからすべての鉱石を取り除いたとしても、試掘の結果は変わりません。またこのモードで試掘しても、クォーツや表層の銅のように検出されない鉱石もあります。

結果の表示は、破壊した3つのブロックのうち最初のブロックを基準にしたものです。ゲームはチャンクの密度マップを読み込み、すべての鉱石の密度をチャットウィンドウに表示します。これらの値は実際の鉱石ではなく、潜在的な密度を反映しています。

表示される結果は密度の高いものから低いものの順に、極めて高い、とても高い、高い、普通、乏しい、とても乏しいの6つのカテゴリーに分けられます。このカテゴリーの後には括弧内に千分率「PPT」([1]通常のパーセント記号「%」ではスラッシュの下にゼロが1つあるのに対し、「‰」の下にはゼロが2つあることに注意してください)で示された数字が続きます。

鉱石の種類によって、同じPPT ‰の数値でも密度の記述が大きく異なります(素材の希少性に基づいています)。例えば、以下のようになります。

  • 深層の銅、石炭、硫黄などの一般的な鉱石は18‰付近で「とても高い」、5‰以下で「とても乏しい」となります。
  • ダイヤモンドエメラルドなどの希少な鉱石は1.0‰前後で「とても高い」、0.2‰で「とても乏しい」になります。

大きな鉱脈を試掘する

鉱石の密度はワールドで生成された密度マップをもとに、約32ブロックの解像度で作成されているため、試掘の結果は隣接する4つのチャンクで似たものになります。鉱石の密度は「中心部」に集中し、周辺部に向かうにつれて減少する傾向があります。そのため、探している鉱石の密度が低かった場合は、他の方向に少し離れた場所で試掘を行い、密度の高い場所を探すとよいでしょう。十分なサンプリングを行えば鉱床の中心を見つけることができ、鉱床はしばしば複数のチャンクにまたがっています。

Note:試掘ツルハシはクォーツ、表層の銅、塩の岩「ロックソルト」(試掘モードで表示される岩塩「ハライト」と混同しないように)を検出しません。試掘ツルハシは、ある閾値以上の鉱石のみを検出します。試掘ツルハシが鉱石の存在を示さないエリアで、鉱石の鉱床が見つかることがあります。しかしこのような「検出漏れ」現象が起きるのは非常に稀です。

ノード探査モード

試掘ツルハシの2つ目のモードである「ノード探査モード」はデフォルトでは有効になっていませんが、ワールド作成時に有効にするか、作成済みのワールドではコマンドを使って有効にすることができます。このモードでは特定の場所で正確かつ実際に入手可能な鉱床を、短~中距離で探査することができます。 ただし、このモードを使用するとツールの耐久性の消耗がかなり早くなるので注意が必要です。また岩塩(ハライト)は検出しないので、塩分を取りすぎることがなくなるでしょう。:p

ノード探査モードを有効化

この2つ目のモードにアクセスする最も簡単な方法は、新しいワールドを作成する際に有効にすることです。これは詳細設定(「カスタマイズ」ボタン)で行うことができます。リストの最後にある「試掘ツルハシのノード探査半径」というオプションで、無効にするかどうか、使用する場合はどのサイズで動作させるかを切り替えることができます。 ここで選択する半径は、立方体の探査領域のサイズを表します。例えば半径4は、9x9x9ブロックの検索領域に相当し、合計で729ブロックを探査することになります。

半径 2 4 6 8
探査サイズ 25 729 2197 4913

すでにワールドを作成済みの場合は、チャットで簡単なコマンドを使用してこのモードを有効にし、半径を設定または変更することができます。チャットで以下のように入力してください。

/worldConfig propickNodeSearchRadius [Radius]

設定したい半径を入れてEnterキーを押します(最後のコマンドに括弧はつけません)。半径の数値が大きくなるとコンピュータに負担がかかり、フリーズする可能性があることを覚えておいてください。さらにゲーム内での考慮点として、あまり広い探索範囲の鉱石を探査することは、そもそも密度探査とあまり変わりません。 Fキーで2つのモードを切り替えられますが、一度ゲームを再起動しておく必要があります。

試掘の手順

密度探査と同様に試掘ツルハシを使って石ブロックを壊す必要がありますが、ブロックを1つ壊すだけで、チャットの情報タブにすぐに結果が表示されます。そこには壊したブロックを中心とした探査範囲の測定値が表示されます。

試掘の結果

表示されるのは、検索したエリアに実際に生成されている鉱石についての情報のみです。検索した立方体内に鉱石がない場合は、チャットに「近くに鉱石ノードがありません」というメッセージが表示されます。 鉱石が見つかった場合は、その鉱石を含むブロックの量が、実際の数値ではなく言葉で表示されます。

...確認されました 微量が 少量が 普通の量が 大量に 非常に大量に 膨大な量が
数量 1-9 10-19 20-39 40-79 80-119 120+


採掘の産出物

採掘しても、製錬できる塊はドロップしません。代わりに、石の大きな塊に含まれる鉱石がドロップします。採掘をしているとインベントリのスペースは貴重なものですが、この石の大きな塊は「製錬できる塊」よりも少ないスペースで済みます。岩の中の鉱石から製錬できる塊を得るためには、クラフトグリッドでハンマーを使って砕かなければなりません。「含有量が豊かな」大きな塊は鉱石の濃度が高く、砕くとより多くのナゲットが入手できます。鉱石を保管するための鍛冶用の貯蔵容器を必ず作成しておきましょう!

ビデオチュートリアル:試掘ツルハシの使い方

試掘ツルハシの使い方

ビデオチュートリアル:鉱床

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